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メディカルハーブを使う時に気をつける点

全てのメディカルハーブ製品に言えるのは、中には天然植物へのアレルギーもある方も居ると思うので、万が一異常を感じたら使用を止めるのが基本です。
その他、薬用ハーブを飲むときの留意点を幾つか上げておきますので参考にして下さい。

★エキナセア(パープルコーンフラワー:紫バレン菊)

エキナセアは自己免疫機能を短時間で上げます。免疫疾患の有る方、または免疫システムが何らかの関与をしている疾患の有る方は、使用を控えた方が良いです。(乳幼児の場合、離乳食を始めてからの使用をお勧めします。)
エキナセアは耐性のできやすいハーブです。毎日使用すると薬効効果が薄れてくる為、必要な時に必要なだけ使用するのがポイントです。
品種によって薬効の強弱もあります。

★ギンコ(イチョウ)

天然のフラボノイドを含有しており優れた抗酸化力、悪玉コレステロールを減らす、血液粘度を下げて血流をよくする、認知症・記憶障害に有効などのとても良いハーブですが、血流に置いて、抗凝固薬との併用は、医薬品の効果を強めてしまう為、止めなければなりません。

★フェーバーヒュー(夏白菊)

フェーバーヒューは、偏頭痛の薬として2000年以上の歴史を持つハーブです。英国の国立偏頭痛センターにおいて最も使用される処方です。血管拡張作用と抗炎症作用があります。
ギンコと同じく血液抗凝固薬との併用は医薬品の効果を強めてしまう為、お勧めできません。
フェーバーヒューは偏頭痛体質の改善・予防の為に症状が出ていない普段から、使っていた方が用ハーブです。キク科の植物やブタクサに過敏なアレルギーをお持ちの方は使用は控えた方がよいでしょう。
妊娠中の方、授乳中の方、2才以下の幼児は使用できません。
非ステロイド抗炎症薬(アスピリン・アセトアミノフェン等)との併用は、フェーバーヒューの薬効を弱めてしまう為、意味がありません。

★セントジョンズワート(西洋オトギリソウ)

抗うつ、更年期障害、自律神経からくる不眠、ホルモンバランスの乱れ、精神安定、気分障害、自律神経バランス機能のケア、神経痛、消炎、外傷・打撲などによる痛みの緩和などに使われる安全性の高いハーブです。その優れた薬効の為、医薬品の薬効を阻害する可能性があるので病院から処方された薬をお使いの方は薬剤師に、セントジョンズワートとの併用の可否を必ず聞いて下さい。また、医薬品の説明書に、セントジョンズワート(西洋オトギリソウ)との併用を避ける旨の記載がある場合は同時に使用しないよう注意して下さい。詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。妊娠中、授乳中、5歳以下の幼児のカプセルタイプの御使用はお勧めできません。

日本の法律上、これらのメディカルハーブは「食品」です。従って、その薬効効果が保証されるものではなく、基本的に摂取制限もありません。
しかし、多くの先進諸国では古代からつかわれてきた伝承医学を、各種の研究機関によって実証されたものとして「医薬品」として使用されておりますので、上記留意点に関しては充分に注意して使用することをお勧めします。
国の法律によって「食薬区分」が違うということです。

また、薬用ハーブ(メディカルハーブ)の効き目は、その製品のメーカーや、その製造方法、使う側の個体差、使い方、原料となるハーブの生育環境、アレルギーの有無などによって一律ではなく、変わってきます。
地球環境や、気象状況などの変化によってもその薬効の強さは変わります。

伝承医学の知識により、植物の持つ薬効で人々が助かる為には、地球の自然環境を人間達が壊さない事が大切です。

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