咳にはヒソップとリコリスのハーブが良いのですが、先日から、咳が止まらずメディカルハーブのヒソップとリコリスを交互に飲んでなんとかやり過ごしました。
咳で困っている時、私はハーブサプリメントのチンキ剤のヒソップとリコリスを飲んでいます。(普通の風邪の時はエキナセアや西洋カラマツのラリックスを併用します。)
リコリスは甘草です。甘いシロップなので飲みやすいです。
ヒソップはシソ科の甘い香りを放つハーブで、そのお花はミツバチや蝶のお気に入りです。香水やポプリ、ハーブ枕にも用いられてきました。中世では修道院の庭に植えられ17世紀にはイギリスの庭に観賞用の花として好んで植えられるようになりました。
神がモーゼに用意するよう命じた“清めの水”にもヒソップが使われていたとの事。
聖なる場所を清めるのに使われ、“聖なるハーブ”といわれたヒソップは、古代から感染症を予防し、免疫力を高める優れた治療薬として使われてきました。
神聖なハーブとされたヒソップは、清めの儀式に使われる香の原料でもあったようです。
また、風邪・インフルエンザ・咳・カタル症状・気管支炎・喘息・蓄膿症・胸膜炎の際に優れた鬱血除去剤、去痰薬として、子供にも有用なので古くから使われてきました。
フラワーエッセンスとしてのヒソップの作用は感情や精神の浄化に用いられます。両親の不和を自分のせいだと思っている子供や、子供のしつけが思うようにいかず、罪の意識を感じている親には特に有用です。