認知症予防に使えるハーブ
未曾有の高齢化社会に向けて認知症への関心が高まっています。
認知症予防に使えるハーブについて、学術的な見解を、発表されている文献からご紹介。
有名なメディカルハーブではギンコが役に立ちます。
それを発見し発表したのはドイツ厚生省。1988年の事です。その後、アルツハイマーやパーキンソン病の治療薬として大活躍しました。ドイツ厚生省が発見し、医療シーンで臨床データを積み重ね、不動の地位を築いているメディカルハーブがギンコです。
沢山の薬理作用を持つハーブですが、先ずは痴呆症について。痴呆がなぜ起こるのかは完全には解っていませんが、老化の一つの形態である事は、間違いなく、老化と共に起こる症状としては、頭痛・耳鳴り・めまいなどがあります。
ギンコがこれらの症状に対して有効であるとのデータや、老化そのものを、ある程度阻止する(SCAGの低下)報告もされています。
アルツハイマー症及び多発硬塞生痴呆症患者に対しての臨床データも出ています。このデータの作成には52週を要しており、ADAS(アルツハイマー症の評価スケール)・GERRI(老化の評価数値)・臨床的変化の痕跡等の評価において、その安全性と、痴呆患者の認識機能、社会的機能の安定、改善が示されています。
ギンコの有効性や薬理作用はドイツ厚生省(ドイツコミッションEモノグラフ)が発見して以来、医療機関で多くの使用例がふんだんにあり、詳細な臨床データ及び二重盲試験などで多くのデータが公開されています。
また、多くの研究発表のなかで、抗コレステロール作用や記憶力の改善、脳代謝改善などは多くの症例で実証されていますし、抗コレステロール作用などは、何より使用してみて血液検査ではっきり実感できるというものです。それらが、近年世界的に、痴呆症、アルツハイマー型認知症の予防や改善、未病の為の健康管理を必要とする人々に人気の理由です。
当サロンはハーブショップでもありますので、ギンコはアメリカのエクレクティック・インスティテュート・インコーポレーションの製品を仕入れています。また最近ではフランスのラボラトワーズアクティバというサプリメントブランドが「オレアトニック・セレブラル」という最新のバイオテクノロジーで製品化したハーブを原料とする脳の老化予防に力を発揮するサプリメントを出していますのでこちらも仕入れています。
日本人が世界に取り残されぬよう、日本にないものは海外から。日本の厚生労働省で安全性を確認された製品を取り寄せています。
その他、ヘアーサロンで施術中の、お客さまに対するアドバイスとしては、「いつも朗らかで、楽しいこと・興味ある事に好奇心を持ちながら笑いながら生活して人と会話することが大切。金さん銀さんみたいな可愛いおばあちゃん姉妹がそうだったように。」と伝えています。当店のお客さま達は皆さん、いつもニコニコしている方々ばかりですので、今後もそのままで大丈夫だと思いますが。