日本に輸入が許可されたメディカルハーブは安全性が確認できている自然食品の分類になります。「ハーブショップてんぐ」ではメディカルハーブの使い方のカウンセリングをしていまして、様々な症状の御相談に対して、伝承医学として古くから人類に功を奏してきた薬用ハーブの適正な使い方の説明をしています。
今回は、眼に良い薬用ハーブをご紹介。
★アイブライト
先ず、緑内障の進行を抑制する薬用ハーブとして、アイブライト(薬用コゴメグサ)というメディカルハーブが有名です。
古来よりアイブライトは緑内障の治療薬として使われてきた歴史が有り、アイブライトが緑内障に有効であることは現在、学会でも認められています。
緑内障は放置すると進行して視野が狭くなり、失明に向かっていってしまい、少しでも進行を抑制しなければならないのですが、アイブライトは、緑内障の進行を遅らせるのみならず、ストップさせることが知られており、世界的にチンキ剤が内服として使用されています。
また花粉症の眼のかゆみや充血を短時間で改善させるのもよく知られています。
アイブライトは、眼圧の調整作用・眼の充血・花粉症などのアレルギー性充血・ドライアイの改善・視神経の安定作用・結膜炎・眼瞼炎など、眼の諸症状にギリシャ時代から使用されてきたハーブです。
歴史的に様々な目の疾患の治療薬として使われてきたアイブライトは、白く輝く白目と澄んだ瞳をキープするハーブとして美容にも良く、アイブライト=‘輝く目’と呼ばれています。
判明しているアイブライトの薬理作用は、眼圧の安定機能・毛管の強化作用・視神経の安定作用・肝臓機能の活性化など。
★ビルベリー
明暗順応の調整に効果を発揮します。
第二次世界大戦中に、アメリカ空軍やイギリス空軍が夜間爆撃戦をする際、アメリカ空軍は的を外しがちだったのに、イギリス空軍は的を外さず、ことごとく攻撃対象に命中させました。
この違いは何故か?と注目された時に、イギリス空軍のパイロットがビルベリーのジャムを食べておくと視界が良いと証言したことから、視覚領域での科学的研究が、イタリア・フランスを中心に進められ、研究されたところ、ビルベリーを食するとロドプシンの再合成速度が速まり、視野がはっきりすることが明らかになりました。
以後、「眼に良いハーブ」として世界中に知られるようになり、現代ではコンピューター・ユーザーにも人気です。
(急に視力が良くなるわけではありません。明暗順応に対して強くなり視野が良くなるということです。)
最近、眼が疲れたな・・・眼がショボショボする・・・眼精疲労かな?・・・パソコンやスマホの見過ぎで眼が痛い・・・花粉症で眼が充血するわ、痒いわでしんどい・・・と思う方も、アイブライトやビルベリーのチンキ剤をどんどん使ってみると良いです。
眼が落ち着きます。